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大垣工業高等学校 電子機械工学科探究活動 「自動運転機能付き車椅子の開発」

岐阜県立 大垣工業高等学校

大垣工業高等学校 電子機械工学科探究活動 「自動運転機能付き車椅子の開発」
 安価なマイコンやカメラセンサを用いたAIビジョンを実現し、市販の車椅子にAIビジョンと制御装置を搭載することで、車椅子に自動運転機能を付加するSDGs達成に資する探究に取り組みました。

【取組内容】

 私たちは、昨年度から車椅子で日本トップシェアを誇る(株)松永製作所様からご指導いただき、SDGsをテーマとした探究活動に取り組んできました。

 講師である(株)松永製作所 総務部 総務課 和田集太 様の指導を受け、「ずっと住みたくなる、働きたくなる、大垣市の未来を創造する(SDGs No.11、ターゲット 11.7)」をテーマに、本校電子機械工学科2年生全員が探究活動に取り組みました。

 活動を通して、「工業技術を使って車椅子に自動運転機能を追加しよう」とのアイデアが生まれ、有志生徒による取組が始まりました。その中の4人が今年度3年生になり授業時間(課題研究)に探究活動を継続し、安価な機器で開発したAIビジョンを車椅子に搭載し、前方の人の検出データにより車椅子を制御する自動運転機能を追加することができました。

 研究テーマ着想の契機は地元企業の皆様から頂いた多くの知見であり、AIビジョンの構築および人検出信号による簡単な車椅子の自動運転制御までたどり着くことができました。

 この活動は(株)松永製作所様の車椅子無償貸与により実現しました。令和7年2月20日(木)、(株)松永製作所本社にてご指導や貸与に対するお礼を申し上げる機会および活動報告をさせていただく機会を得ることができました。
 報告の様子は新聞並びに地元ケーブルテレビなどで取り上げていただきました。
 (大垣ケーブルテレビ公式チャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UCw0nJuhk7zX5mM2IadJCbCQ)    QRコード→

【結果】

 本研究における自動運転機能付き車椅子の開発は、SDGs No.11(ターゲット11.7)の達成に資する取組です。また、本研究に関係する地元企業様との連携活動はSDGs No.17(ターゲット17.17)の達成に資する取組となりました。

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